2017.12.11 Monday
札幌カナリヤでレザークラフト講習会を受講、革のコインパースを作った
こちらのキットを使って作りました。
講習会の先生によると、このキットは初心者に向いているシンプルな作りながら、レザークラフトの基本的な要素がだいたい入っているんだそうです。
こんな風に革は既にカットされてて、ボタンもついてる。
まず、革の端の部分に「トコノール」という天然ワックスが入った仕上剤をぬる。毛羽立ちを押さえてきれいにしてくれる。
先生がだいぶやってくれた。
子供たちは作業ノロノロだし、私はろくに説明も聞かずすぐ暴走するしで、バラバラのペースで作業を進める4人をいっぺんに世話する先生は大変そうだった。笑
仕上剤をぬったところをこすってツヤを出す。
パーツをボンドで組み合わせたら、次は糸を通す穴を革に空ける。
こんなふうに、先の尖ったフォークみたいな道具を、革にカナヅチで打ちつけて、穴をあける。
なるほど、先に穴をあけるから、かたい革に針をとおして縫えるのね。
穴があきました。
この穴を通して、ろう引きの糸で、革を縫い合わせていく。
私は赤い糸を選んでみた。
針への糸の通しかた、縫い方にも決まりがあって、初心者にはけっこう難しい。
適当に縫えばいいというものではなく、きれいに縫うため針の運びかたなどに厳密なルールがあるのだ。
息子が縫ったもの。初めてにしては、まあまあかな?
縫い合わせた部分の2枚の革の端を、ヤスリやロウできれいにして、
全員できあがりました。
裏から見ると、縫い目がやはり素人…(^^;)
でも初めて作れたので嬉しかった。
革の基本的な縫い方や処理のしかたなどを体験したので、次からは本を見て、ネットで調べながら、ひとりで作れそうな気がする。
自分のトートバッグを作ってみたい。